昨今テレビや新聞などのメディアにおいてサラ金というワードを耳にする機会が減ったと感じている方は多いのですが、決して気の所為ではありません。サラ金というのはサラリーマン金融を略した言葉であり、街中に店舗を構えていることが多かったため街金と呼称されることもありました。時折、消費者金融とは似て非なるものとして別々の意味で取り扱いされることがあるものの、差異は無くどちらも同一の意味合いです。具体的には、バブルが崩壊する前後まではサラ金と呼ばれていたものの、その後消費者金融と言われるようになったのです。サラ金が行っていることは個人に対して金銭を貸し出す賃金業者という業務であり、銀行と対義する意味でノンバンクとされることもあるほどです。比較的人通りが大きなエリアを歩くと高い確率で目につく看板や一昔前までテレビコマーシャルで目にしていた会社も例に漏れず消費者金融業者であり、いわゆるサラ金です。バブルが崩壊した後、銀行に融資を依頼しても支援して頂けなくなってしまった個人がメインの客層でした。そういった実情があることから長い期間にわたり好ましくないイメージが払拭できずにいました。

1970年代後半は現時点のように法整備が行われていなかったということが関係し、極めて高い金利で貸していたり執拗に違法な取り立てを繰り返していたため、悪いイメージを助長させてしまう一因になったのです。こういった根深い背景があることから生活が脅かされてしまうほどのトラブルに見舞われる方が相次ぎ、社会問題に発展したため迅速に法律が整備されていきました。特に効果的であったのは、改正後に金融庁に対して登録し許可してもらう必要になったため、経営が健全化されたということです。こうした対策が相次ぎ、相談所に寄せられる相談の件数は一ヶ月間に15件程度になり大幅に減少していったのです。全国に2千社もの機関があることを考えた場合、一ヶ月に15件しかないのは極めてクリーンな経営になっていると言えます。